スマックキリム・ラグサイズ    tk11876


サイズ(縦×横):約155cm×110cm  
素 材     :羊毛100%
カラー     :ミックス          
原産地     :イラン(ダシュテモガン産)
取り扱い方法  :別ページのお手入れ方法(キリム)をご覧下さい。


北イランのモガン山(ダシュテモガン)辺りを移動する遊牧民が織ったスマック織りのキリム。
一目見たときに思い浮かんだのが、「ラストエンペラーのキリム」。
中央に縦に3つ並んだ文様はドラゴンかサソリが抽象化されたようにも
イラン東北部のトルコ系民族(トルクメン)の織物に見られるギュルと呼ばれる紋章にも見えます。
どうも、この形が溥儀のかぶっていた帽子(?)に見えてしまうようなのです。
さらに見ていくと、
草木染による深い赤はアブラッシュ(ムラ染)の効果で強い印象が和らいでいますが、
それに対してボーダー部分はしっかりとした紺色で引き締まった効果を生み出しています。
そこが時代に翻弄されながらも人間らしく生きた部分と
清国の皇帝という伝統的な部分とがリンクしているように感じるのです。
(本当に想像というよりは妄想だけでここまで思いが広がるとは我ながら感心しております。)

余計なことばかり書いてしまいましたが、もう少しご辛抱を。
このキリムのボーダーに囲まれた赤いフィールド部分をご覧いただくと、
お花、魔除けのフック、生命の木、星などが織り込まれていますが、
その配置は割と空間に余裕があります。
通常ですと文様同志が連続していたり、ぎっしりと隙間なく埋め込んでいくのですが、
このキリムはそんなこともありません。
これは以前見たことのある「インドの貴族がイランの工房に織らせた絨毯」の
パターンに似ています。
イラン〜インド〜中国…シルクロードで繋がったこれらの地域性がシンクロした壮大な世界が
ここに詰まっているのかもしれません。


*スマック織とは…スマックという言葉はコーカサス地方が語源だとされ、
コーカサス地方の南端に接しているダシュテモガンは、主要な産地のひとつです。
スマック織は平織りの経糸(たていと)のほうに別の色糸を斜めに巻きつけながらモチーフを織り込む技法で、
高い技術と手間を要します。
丈夫でやや厚みをもった表地はつづれ織りのようなスリットはなく均一です。
複雑に民族が絡み合う地方の流れを汲む、抽象的でユニークなモチーフで構成されていることが多く、
西欧諸国のコレクターからも高い評価を得ています。



*商品写真につきましては、できるだけ実物に忠実に掲載するよう心がけておりますが、
PC環境や撮影状況によってはお客様が実際手にとられたものとイメージが違う事がございます。
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。(画像をクリックすると、拡大できます。)
詳しくは『商品の特性について』をご覧下さい。
ご不明な点等ございましたらいつでもメールにて承ります。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ


型番 tk11876
販売価格 0円(本体0円、税0円)
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